大金の入った胴乱(肩掛けカバン)を常にぶ ら下げた幸助の唯一の道楽は「ケンカの仲裁」。今日もケンカを探して大阪の街を流していたところ、義太夫節の稽古屋さんから聞こえる声。浄瑠璃のワンシーンとは知らない幸助は早速もめごとと思い込み、稽古屋さんへ乗り込んで行き…。[112分07秒]